まめ農園では昨年から稲の緑肥栽培に取り組んでいます。使用しているのは「ヘアリーベッチ」というそらまめの仲間で、カラスノエンドウに良く似ています。緑肥として選ばれる植物(ヘアリーベッチやレンゲなど)は空気中の窒素を自分たちの体に吸収して成長します。この性質をうまく使わせてもらい、土に還して肥料にすることで、土の養分を使い成長する稲の栄養にするのが緑肥栽培の考え方です。
まっすぐに伸ばすと2~3mまで成長します。アフロヘアのように縮れていますから、みための高さは60~70cmくらい大人のひざ上くらいになります。虫の視線だとうっそうと茂ったジャングルに見えるでしょう。
圃場の地表には日差しが届かず、他の草花は発芽し成長する事ができません。
フレールモアというトラクターユニットを使って、ヘアリーベッチを粉々に粉砕します。
発酵が始まりよい緑肥になります。